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スペシャリストの活動① 

専門・認定看護師は特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践ができ、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかります。 日本看護協会が教育機関の認定と専門の教育・研修を受けた看護職の資格認定を行っています。

船橋市立医療センターでは「精神看護」「慢性疾患看護」「急性・重症患者看護」「家族支援」の専門看護師と、「感染管理」「皮膚・排泄ケア」「救急看護」「がん性疼痛看護」「がん化学療法看護」「がん放射線療法看護」「糖尿病看護」「手術看護」「緩和ケア」「乳がん看護」「認知症看護」「訪問看護」の12分野19名の認定看護師が組織横断的に院内での活動を行っており、院外に於いても研修会の講師等で活動をしています。

精神看護専門看護師、慢性疾患看護専門看護師、急性・重症患者看護専門看護師、家族支援専門看護師

精神看護専門看護師:菅原亜有美

 

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リエゾンナースをご存じですか?リエゾンとはフランス語で「連携」「橋渡し」という意味があります。リエゾン精神看護は、からだと心を橋渡しする分野です。主に1総合病院で身体疾患を有する人々が抱える心(精神面)の問題に対するケアの提案・提供 2医療スタッフらなどへのメンタスヘルス支援という役割があります。

私は2008年より当センターでリエゾンナース活動を開始し、2013年に精神看護専門看護師資格を取得しました。専門看護師の6つの役割「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の中でも、特に実践と相談を重点的に行っています。

現在。精神科リエゾンチームメンバーとして、そしてがんサポートチームメンバーとして日々様々な病棟や外来へ訪問し患者さんやご家族と直接お会いし、療養上での困りごとに関する相談などの活動をしています。

「心身一如」という言葉にもあるように、人はからだと心が互いに密接にかかわりあいながら日常生活を送っています。思わぬ病気やけがによって心も衝撃を受け、思いもよらない心身の変化に直面することはどなたでも辛いことです。心の辛さを少しでも軽くし、ご自身らしい生活が一日でも早く取り戻せるよう、支援させていただきます。

 

慢性疾患看護専門看護師:曽根晶子

慢性疾患看護専門看護師:曽根晶子
慢性疾患看護専門看護師:曽根晶子

慢性疾患看護専門看護師は、日本看護協会の認定を受け全国184人、千葉で9人(2019年4月現在)います。私は、2005年に専門看護師として認定され、サブスペシャリティを糖尿病看護として、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割を果たしています。
特に、実践では2011年7月より糖尿病看護外来を開設し、2014年12月から週3回を担当しています。外来インスリン導入、糖尿病透析予防支援、低血糖と手当、フットケアなど、患者さんの生活に応じた療養支援を、糖尿病専門医・糖尿病看護認定看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士らと連携し、チーム医療推進しております。

2018年からは、糖尿病患者さんらに、“いつまでもお元気で自分の足で歩いてもらいたい”ので、院内の代謝内科に加えて整形外科、形成外科、循環器内科らの多診療科の医師、皮膚排泄ケア認定看護師、院外の訪問看護師、ケアマネジャーらと連携して糖尿病足病変の集学的チーム医療に取り組んでおります。

これからも、糖尿病患者さんやご家族の方々が、病者である前に生活者として慢性疾患と長くお付き合いできるよう、院外の医療従事者や社会福祉関係者らと協働・連携し、継続看護を推進したいと思います。


急性・重症患者看護専門看護師:髙梨奈保子

急性・重症患者看護専門看護師:髙梨奈保子
急性・重症患者看護専門看護師:髙梨奈保子

私は2018年に急性・重症患者看護専門看護師の認定を受けました。専門看護師の6つの役割「実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究」を行い、スタッフ・管理者とともにクリティカル領域の看護の質の向上を目指しています。

現在は、集中治療室でスタッフとして勤務しています。主に、複雑な病態や重症度の高い患者さんを患者さんの背景など総合的にアセスメントし、どのような看護が必要なのかアセスメントし、スタッフとともに実践しています。集中治療室は、治療が主軸となりやすい環境です。その中で、患者さんと家族に寄り添い、患者さんと家族の力を最大限生かし、退院後の生活の質の向上を見据えた看護を目指しています。また、スタッフの「もっとできることはなかったのか。」の気づきを大切に、成長に繋がるように支えられるようになりたいと考えています。

重症度や緊急度の高い多様な状況な患者さん、ご家族の支援は看護師一人ではできません。患者さん・家族にとってよりより医療・看護を提供できるように多職種と協働しチームビルディングを進めていけるように精進していきます。


家族支援専門看護師:藤村望

家族支援専門看護師:藤村望
家族支援専門看護師:藤村望

人の生活にとって「家族」とは、最も身近な存在です。普段はあまり意識せずに過ごしていますが、家族メンバーは互いに影響を与え合い、生活の中の変化や問題に対して解決したり、対応したりしています。患者さんの病気やそれに伴う治療は、家族にとっても大きな出来事です。時には家族だけでは問題解決が困難な場合もあります。そのような時、患者さんの健康回復のために家族を支えることはとても重要なことです。

私は、201411月に家族支援専門看護師の資格を取得し、現在外来で勤務しています。近年、医療技術の進歩により高度な治療や看護を提供できるようになってきました。そのため、患者さんやご家族にも難しい選択や決定をしていただくことも多くなってきています。悩みながらも治療方針などを決断される患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、共通した目的をもって患者さんとご家族を支える看護を行いたいと日々実践を重ねています。家族体系も、価値観も多様化している現代、その人らしい生き方を共に話し合うことで、患者さんとそのご家族を支援したいと思っています。