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形成外科治療の特徴〜顔面外傷/火傷〜

顔面外傷

顔面の傷は、患者さんの心にも深い傷跡を残します.傷を単に、縫い寄せるだけでは醜い傷跡が残り、特に、子供さんでは親が心配してできるだけ傷跡の無い様にする事を希望します。顔面は露出部であることから交通事故や、スポーツなどでも重大な損傷を受けることが多く、その際、顔面を強打することにより、顔面の骨を骨折する事も多く従来は変形、機能障害を残すこともありました.また、顔面骨を専門に治療する科が無く、耳鼻科、口腔外科などがときに行う程度でした。

形成外科では、顔面骨の変形はもちろん、上下顎の咀嚼の障害などを残さないように手術を行っています。

熱傷

熱傷は、非常に頻度が高い疾患ですが、皮膚科、外科など色々な科で治療が行われてきました.しかしながら、全国的に見ると皮膚科では、小範囲の浅い火傷ならばよいですが、広範囲や深い熱傷では全身管理や、植皮手術を行っていませんし、外科でも植皮手術は行ってはいません。現在、他病院の救急救命センターで、三次救急疾患である熱傷を扱っていないところはありません。さらに、最近は熱傷は救命のため早期手術を行うようになってきており、熱傷患者を取り扱うには、全身管理と、植皮手術を形成外科でおこなうようになってきています。

深い火傷では植皮手術は必須ですが、植皮手術を専門に行うことができるのは形成外科以外にありません。現在、市内には広範熱傷の治療を行えるのは当医療センター以外にはありません。

形成外科の取り扱う疾患は、各施設で偏りが多く、まだその境界がはっきりしていません.これからも、色々勉強して、患者さんの役に立つようしていきたいと思います.どの科を受診していいかわからないような患者さんがいた場合一度形成外科に相談してみて下さい。