新型コロナウイルス感染症療養解除後の外来での対応について
患者の皆様へ
令和4年9月21日
病院長 丸山 尚嗣
感染制御室長 中村 祐之
新型コロナウイルス感染症療養解除後の外来での対応について
令和4年9月より新型コロナウイルス感染症の療養期間は、発症後6日目以降発熱がなく、症状改善傾向の場合8日目より療養解除となりましたが、10日目まではウイルスを排出している人が約16%いると言われています。
厚生労働省では、症状がある方は10日間、無症状の方は7日間感染リスクが残存することから、自身による健康状態の確認や高齢者等ハイリスクのある方との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食を避ける事、マスクを着用する事等、自主的な感染予防行動の徹底をお願いしています。
また、現に入院している方の療養期間は従来通り発症日から10日となっており、多くの病院や高齢者施設では療養解除は11目日以降としています。当院でも院内感染予防のため入院患者さんや職員の療養期間は発症日から10日目までとして対応しています。
第7波の流行は下降のきざしをみせていますが、新型コロナウイルスに感染する可能性は誰にでもあります。
今後新型コロナに罹患し、保健所から7日目で療養解除との連絡があったとしても、発症後10日目までは外来通院、入院前検査、入院予約があっても来院をやめていただき、予約の変更をかかりつけ科までご連絡ください。
また7日後で療養解除になっても10日目迄に体調が悪く、受診しなければならない場合はマスクを着用して来院し、外来窓口等で最近コロナに罹患したことがあることをお伝えください。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、今後とも院内感染予防にご協力をお願い申し上げます。