緩和ケアセンター
2019年9月1日当院に緩和ケアセンターが設置され、活動を開始しました。
緩和ケアセンターは、がん患者さんとそのご家族に、診断の早期から切れ目なく適切な緩和ケアを提供する院内組織です。現在活動しているサポート・ケアチーム(緩和ケアチーム)や緩和ケア病棟、緩和ケア外来、がん相談支援センターがこれまで以上に能力を発揮できるよう取りまとめる役割を果たします。
緩和ケアセンターの目標は、がんと診断されたその時から、治療法の決定や療養場所の選択等、その時々で患者さん一人ひとりが納得できる選択が行えるよう支援していくことです。
緩和ケアセンターの構成
緩和ケアについて
緩和ケアとは、がんに限らず重い病を抱える患者さんやそのご家族の身体のつらさを和らげ、より豊かな人生を送ることができるよう支える医療です。
「緩和ケア」は、決して「終末期医療」と同じではなく、病気の時期に関わらずどの段階でも行われる医療です。
緩和ケアの内容は一様ではなく、個々の患者さんに応じて様々な場所で、様々な方法で行われます。
※詳細は・・・クリック⇒「緩和ケア」
院内には相談する部署が色々あります。
つらいときは、一人で悩まず遠慮なく医師・看護師にお声かけ下さい
サポート・ケアチーム(緩和ケアチーム)について
サポート・ケアチーム(緩和ケアチーム)は、本センターの中核となって活動します。
患者さん、ご家族のQOLを向上させるために、緩和ケア専門の医師・看護師が中心となり、薬剤師、栄養士等の多職種と連携してチーム医療を提供します。現場主義をモットーに、外来・病棟と患者さんのいるところにチームが出向き、お話を伺い診察し、解決策を見出して主治医や病棟スタッフにアドバイスします。痛み等のつらさ、お気持ちのつらさ・不安、仕事や家族に関することなど様々な『つらさ』を軽くするために、専門的な見地からケアさせて頂きます。
※詳細は・・・クリック⇒「サポート・ケアチーム(緩和ケアチーム)」
サポート・ケアチーム以外にも困ったときの相談窓口があります
がん患者カウンセリング窓口(対象:がん/がん疑いの入院患者さん)
がんに関する専門的な知識を持つ看護師が面談を行います。
「何を相談していいのかまとまらない」「治療の選択で悩んでいる」「今後のことへ不安がある」等気がかりなことがあれば是非ご利用下さい。
※詳細は・・・クリック⇒「がん患者カウンセリングシステム」
がん相談支援センター
専従の看護師とソ-シャルワーカーが緩和ケア、医療費・社会保障制度、転院、がんの症状・治療・副作用、他の医療機関の紹介等に関わる問題に対応します。
また、『がん患者サロン』を開催し、患者さん同士が交流する機会を設けています。
※詳細は・・・クリック⇒「がん相談支援センター」
苦痛のスクリーニングについて
当院では、がんと診断を受けた方を支援する体制として、カウンセリングシステムを設けています。患者さんが抱える困ったことや気がかりなことを早期に把握し、皆さんが「相談したい」というタイミングでお話を伺えるようにしたいと考えています。
入院時には「がんカウンセリングシート」、外来では「相談ごとの問診票」という質問用紙を用いて面談の希望をお聞かせ頂くようになっています。
※詳細は・・・クリック ⇒「がん患者カウンセリングシステム」
関連リンク
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外部リンク
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「緩和ケア内科」