医療安全活動の実際

　当院の医療安全活動は「内部監査」「報告推進」「地域連携」を3本柱とし、安全で良質な医療の提供をするため活動しています。

1．医療安全管理責任者カンファレンス（毎週金曜日）
1)カンファレンスメンバー
・医療安全管理室長
・医療安全管理室副室長
・医療安全管理室看護師
・診療局長
・医薬品案塩管理責任者
・医療機器安全管理責任者
・放射線安全管理責任者
・リハビリテーション安全管理責任者
・医療安全管理室事務員
2）事例の分析
3）RCAの実施
4）院内ラウンドの実施
　毎日多く提出されるインシデント報告の中から、多職種に関連する事例、緊急に対策立案が必要な事例等をそれぞれの専門性を生かして、提供する医療の質と安全性を検証し、事故の防止、安全の向上、安全対策立案に取り組んでいます。

2．医療安全推進担当者活動
　各部署からセーフティマネージャーが選出され、それぞれの部署の中心となり医療安全活動を行っています。また多職種で６領域（患者誤認、薬剤、医療機器・医療材料、治療・処置・検査、転倒・転落、安全教育）のワーキングチームを結成し、マニュアルの遵守状況、現場との整合性の確認・周知、徹底、教育を目的に内部監査を実施し、マニュアルの整備、改訂等の活動をしています。