臨床研究について
当センターの腫瘍内科は呼吸器内科・呼吸器外科・放射線治療科とともにJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)に所属し、以下の臨床試験を行っています。
- ①JCOG1701 非小細胞肺癌に対する PD-1 経路阻害薬の継続と休止に関する ランダム化比較第 III 相試験
- ②JCOG2002 進展型小細胞肺癌に対する胸部放射線治療の追加を検討する ランダム化第 III 相試験
- ③JCOG2103 画像上診断困難な胸膜播種を有する臨床病期IVA期(cT1-2bN0-1M1a)非小細胞肺癌に対する原発巣切除追加の治療的意義を検証するランダム化比較第III相試験
- ④JCOG2108 非小細胞肺がん術後オリゴ再発に対する全身治療後の維持療法と局所療法を比較するランダム化比較第III相試験
- ⑤JCOG2302 間質性肺炎を合併する非小細胞肺癌の二次治療におけるニボルマブ療法とS-1療法を比較するランダム化第III相試験
また腫瘍内科はJACCRO(日本がん臨床試験推進機構)に所属し、以下の臨床試験を行っています。
- ①JACCRO CC-18 BRAF変異型大腸癌に対するBRAF阻害薬併用療法のバイオマーカー探索を含めた観察研究(BEETS試験)
- ②JACCRO GC-11術後補助化学療法中または終了後早期に再発した胃癌に対するCapeOX+ニボルマブ療法の第Ⅱ相試験(FirSTAR試験)
- ③JACCRO GC-12 HER2 陰性・2 陽性の切除不能進行再発胃または食道胃接合部癌に対するCapeOX+ゾルベツキシマブ療法を参照群とするSOX+ゾルベツキシマブ療法の有効性を検討するランダム化非比較第Ⅱ相臨床試験(C-SOLVE 試験)
聖マリアンナ医科大学が主体としておこなっている下記の臨床試験に参加しています。
- ①通過障害合併Stage IVB 食道癌に対する免疫チェックポイント阻害薬併用化学療法と放射線(化学)療法後の免疫チェックポイント阻害薬併用化学療法の実用的ランダム化第Ⅱ相試験(IMPULSE試験)
さらに腫瘍内科では免疫チェックポイント阻害剤を使用した患者様や分子標的薬を使用した患者さんの効果や副作用についてのデータをプライバシーに十分配慮しながら研究に使用させていただいております。データの使用を希望されない場合にはお申し出ください。