地域医療支援病院

1.地域医療支援病院とは

当院の使命は、地域医療支援病院として地域の医療機関等と密接に連携し、協力しながら、救急医療を主体とする急性期医療及び高度医療を提供するための総合診療機能を有する船橋地域の中核病院として、市民の安心の確保に寄与することです。
当院は、平成22年3月に東葛南部保健医療圏の「地域医療支援病院」として承認を受けました。「紹介患者に対する医療の提供」、「医療機器の共同利用の実施」、「救急医療の提供」、「地域医療従事者に対する研修の実施」、「患者相談」などを行い、地域の医療機関を支援するとともに、地域医療の充実を図ることが求められています。現在、医科連携は船橋市だけでなく市川市、浦安市、鎌ケ谷市、白井市、千葉市、習志野市、八千代市、(東京都)などの385の施設、また歯科連携は131の施設(令和元年12月末現在)と連携を結んでいます。超高齢社会を迎え、医療はまさに病気を治すだけでなく、介護、福祉、さらに住まい、就労までその範囲が拡大しています。このようなことから、地域医療支援病院の果たすべき役割がますます重要になってきていると言えます。

地域医療連携ポスター

2.地域医療支援病院の指定要件

地域医療支援病院については、下記の要件に基づき、千葉県医療審議会の意見を聴いたうえで、二次医療圏毎に知事が承認しています。

3.地域医療支援病院に求められている4つの機能

紹介患者に対する医療の提供

・他の病院(略)から紹介された患者に対し医療を提供する体制が整備されていること。(医療法第4条第1項第1号)

【留意点】

共同利用の実施

・当該病院の建物の全部若しくは一部、設備、器械又は器具を、当該病院に勤務しない医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者の診療、研究又は研修のために利用させるための体制が整備されていること。(医療法第4条第1項第1号)

【留意点】

救急医療の提供

・救急医療を提供する能力を有すること。(医療法第4条第1項第2号)

【留意点】

・重傷の救急患者に対し医療を提供する体制を常に確保すること。(医療法施行規則第9条の16第2項)

緊急医療体制

地域の医療従事者に対する研修の実施

・地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること(医療法第4条第1項第3号)

【留意点】

4.地域医療支援病院の強化

病床機能分化や地域医療構想により、各病院の役割が明確に区切られていく中で当院が引き続き高度急性期医療を提供していくためには、更なる地域医療連携の強化を図る必要があります。当院は地域医療支援病院として地域の先生方との合同研修会や連携医訪問等を通して「顔の見える連携」に努め、連携医の先生方が当院へ依頼しやすい体制を整備していきます。また、病院だけでなく、介護施設や在宅医療実施機関との連携強化により、患者さんが安心して地域に戻れるよう支援します。

5.関連リンク

地域医療連携の強化・地域包括ケアシステムへの対応【多部田副院長兼患者支援センター長インタビュー記事】「患者支援センター」のページへ