外来化学療法室
抗がん剤治療といえば、従来はほとんどが入院で行われていましたが、抗がん剤の進歩や抗がん剤の副作用に対する薬剤の開発、治療環境の整備により、外来でも治療ができるようになってきました。外来化学療法室というのは通院で行う抗がん剤治療専用の病床で、リラックスして治療を受けることができるようにテレビ付きのリクライニングチェアーやベッドが準備されています。ひとりひとりの空間はカーテンで仕切られ、プライバシーが守られるように配慮されています。当院では13人の患者さんが同時に治療できる環境が整っており、年ごとに利用率が上がっています。ここではがん治療に関係する各科の専門の医師、がん薬物療法専門医(腫瘍内科医)、がん化学療法看護認定看護師、がん薬物療法認定薬剤師が緊密に連携して治療にあたっており、安心して治療を受けられます。外来化学療法の良い点としては何と言っても住み慣れた自宅で家族と日常生活を送りながら治療を続けることができることです。また病状にもよりますが仕事を続けながら治療することも可能です。
外来化学療法室スタッフ
- 治療室に入ったところです。
- 治療室の全景です。同時に13人の患者さんが治療できます。
- 心配なことがあればいつでも専門の看護師がお話を聞かせていただきます。
- 治療に関する資料も準備されています。
みなさんの治療を強力に応援します。