➤感染制御室(感染対策チーム)について

➤感染制御室体制

➤感染対策の基本

➤活動内容

➤感染対策向上加算に係る医療機関連携について

感染制御室(感染対策チーム)について

概要

 当院では、患者さんやご家族、来院されるすべての皆様が安心して通院、入院、訪問していただけるように、また全職員が安全に働けることを目標に、感染制御室の感染制御チーム(ICT)が中心となって、感染予防対策を行っています。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師の4職種で専門性を活かし、感染制御に従事しています。

感染制御の合言葉は『病原体を持ち込まない!持ち出さない!拡げない!』です。

感染制御室長よりご挨拶

感染制御室長 中村祐之

 私共感染制御室は、院長直轄の組織で感染対策の役割を担っています。医療機関には抵抗力の低下した人や、すでに感染症を発病された人が外来や病棟にいます。すなわち、感染症に罹患しやすい人や、様々な感染症が集まる場所です。感染制御室では、『病原体を持ち込まない!持ち出さない!拡げない!』を合言葉に感染対策業務を遂行しています。また、院内にとどまらず、近隣の医療機関とも連携・協力し感染対策を行っています。
 2020年から発生した新型コロナウイルス感染症によるパンデミックで市民の皆様も感染症を身近に経験したことと思います。本ホームページでは、当院の感染制御室の業務をご紹介させていただきます。

感染制御室体制

医療関連感染対策のための指針.pdf

感染対策に係る概念図

タイトルなし.png

感染制御チームのメンバー

・医師2名
・看護師3名(感染管理認定看護師)
・薬剤師2名(抗菌化学療法認定薬剤師)  
・臨床検査技師2名  
・事務員2名

★感染制御室② - コピー.JPG

感染制御室の目標

  1. 感染対策を徹底し、患者・家族、職員を感染から守る。
  2. エビデンス(根拠)に基づいた感染予防策を具体化し実践する。

感染防止に関する取り組み

タイトルなし.png

感染対策の基本

標準予防策(スタンダードプリコーション)

標準予防策とは、すべてのヒトの①血液②汗を除く体液(便・尿・痰・膿・唾液他)③粘膜、④損傷した皮膚を感染の可能性がある対象として対応するという考え方。

最も重要な対策は手洗い(手指衛生)の実践

処置毎の擦式アルコール製剤を使った手指消毒または目に見える汚れがある場合は石鹸と流水による30秒以上の手洗いを推進しています。食事前とトイレの後の特に念入りな手洗いも大事です。「手洗い・手指衛生は習得すべき医療技術だ!」をスローガンに啓蒙活動に努めています。

適切な個人防護具の着脱の推進

患者さんと職員両者の感染予防のために、採血や点滴、排泄介助等の処置時は、手袋やエプロンの着用に努めていますので、ご理解ご協力のほどお願いいたします。

活動内容

  1. 病院長の下、感染制御室が組織化され、感染対策の方針を決定しています。
  2. 感染対策マニュアルの作成と定期改訂を行い、感染対策の基盤としています。
  3. ICTが週1回のミーティングと定期ラウンド、緊急時の臨時ラウンドを行い、感染対策の実践部隊として活動しています。抗菌薬適正使用支援チーム(AST)をICT内に設置し、抗菌薬適正使用の評価や相談を積極的に行っています。
  4. 各部署全職種から選出された感染リンクスタッフが会議に参加し、突撃ラウンド(手洗いや環境のチェック)を行い、病院全体で感染予防に取り組んでいます。
  5. 感染対策をテーマとしたポスターコンクールを実施し、啓発活動に力を入れています。
  6. 感染の知識教育普及のため、全職種対象や部門別の研修会を行っています。
  7. 厚労省院内感染対策サーベイランス事業(JANIS・JHAIS)に登録し、院内感染の低減に努めています。この事業は厚労省や日本環境感染学会が行っている取り組みで、院内感染の発生状況や薬剤耐性菌による感染症の発生状況を調査し、国内の院内感染の概況を把握し医療現場へ還元することを目的とされています。患者さんの個人名を登録することなく、送信データは厳重に管理しています。
  8. 2023年から地域病院とのデータ比較や連携に役立てるため、厚労省の委託事業であるJ-SIPHE(感染対策共通プラットホーム)に参加し、院内検出菌状況・抗菌薬使用状況・手指衛生剤使用状況等のデータ送信を開始しています。

感染対策向上加算に係る医療機関連携について

感染対策向上加算に係る医療機関連携について.pdf

感染対策向上加算に係る連携申請書.docx