外来心臓血管カテーテル室

 心臓カテーテル検査とは、肘や手首の動脈から細く柔らかい管(カテーテル)を、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)の入り口まで挿入し、造影剤を用いてX線で撮影する検査です。冠動脈の状態や心臓の働きを正確に把握することができるので、狭心症や心筋梗塞などの診断をすることができます。
 心臓の検査というと、痛そう、怖そうと恐ろしいイメージがあるかもしれません。ですが最初の局所麻酔時の痛み以外、検査中の痛みはほとんどなく20分程度で終了します。
 検査終了後は、5時間ほど安静に過ごしていただきます。合併症の出現等がなければ夕方頃にご帰宅となり、翌日からは普段通りの日常生活を送ることができます。
 患者さんが安心して、安全に検査を受けられ、帰宅後も不安なく過ごすことができるよう、看護師は専門的な知識と技術の提供はもちろん、不安や緊張が少しでも和らぐような心のこもった丁寧な援助を心掛けています。

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