教育研修センター

船橋市立医療センター各部門で行われている教育、研修を一つの部署が一元的に管理し、全体を統括することを目的とした新たな体制を作り、更なる研修環境の充実を図るため、令和7年4月1日に組織化されたのが教育研修センターです。

基本理念

船橋市立医療センターの一員として地域医療に貢献できる医療者の育成を目的として、全ての職員の指導・教育体制を整備し、「安全で質の高い医療」を提供できる医療者の育成に努めます。

基本方針

１．船橋市立医療センターの特色を生かした研修体制を構築し、地域医療及び専門医療を提供できる医療者を育成します。
２．社会が求める医療者を育成できる指導者を養成します。
３．多職種の連携教育によりチーム医療を推進します。
４．キャリアアップを図る研修システムにより、広く地域の医療人材育成に貢献します。

事業概要

１．初期臨床研修及び専門研修プログラムの実施、運用
２．臨床指導医の養成
３．病院事業職員の教育研修、キャリア開発
４．看護師特定行為研修の実施、運用
５．外部からの実習等の受け入れ
６．その他研修

人員配置

センター長：医師1名
部長：医師1名
専従看護師：1名
医療技術部門代表：1名
教育担当看護師：1名
初期臨床研修医
事務：2～3名

教育研修推進委員会

教育研修センターの実務組織として教育研修推進委員会を設置し年2回開催する。
委員は多職種から病院長が任命する。

センター長挨拶

教育研修センター長　福澤　茂

　2004年度から初期臨床研修が必修化となりましたが、当院ではそれに先立って、ローテーション研修を取り入れ研修医教育の実績を積んできました。このように臨床教育の実績に定評ある当院でありますが、医療従事者全体の教育・研修を一元化するこの度の教育研修センター設立が更なる飛躍と発展のばねになるように努力していきたいと思います。
　私たちが目指すのは医学医療という専門分野のプロフェッショナルですから、専門的な知識の習得は当然なことです。さらに、医療人は"人"が相手の仕事です。したがって、人間や社会に対する深い理解と洞察力を身につけることも欠かすことはできません。一人一人が医療の専門職として必要な能力を自主的に学び成長していけるように支援していくことが、教育研修センターの使命であり、そして病院全体にそれを応援するような文化が築かれるように働きかけていきたいと思います。
　そのような中から育った職員が、地域の皆様のために働いてくれることが、教育研修センターの願いです。ご支援のほど、どうかよろしくお願いいたします。