新人職員研修プログラム:臨床工学科
Ⅰ 一般目標(GIO:General Instructional Objective)
船橋市立医療センター臨床工学技士として、当院の理念・当科の目標を理解し、臨床工学技士としての業務を遂行できる知識・技能・態度を身につける。
Ⅱ 行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)CE室業務(中央管理機器管理業務)ができるようになる
(1)使用後点検
(2)定期点検
(3)各現場からのコールに対応
(4)早出業務・ラウンド業務
2)透析業務(含アフェレーシス)ができるようになる
(1)透析機器準備
(2)透析回路プライミング
(3)抜針
(4)シャントへの穿刺
3)心臓カテーテル室業務
(1)ペースメーカー植え込みにおける補助業務
(2)ペースメーカアナライザ操作
(3)虚血業務における補助業務
4)人工心肺業務
(1)人工心肺業務における補助業務
(2)心筋保護操作
(3)EVAR/TEVARにおける介助
5)手術室・ICU業務
Ⅲ 学習方略(LS:Learning Strategy)
CE室業務及び透析室業務を、1年を目安に、先ずはOJTにて習得する。
OJTで教育するに当たり、教育担当者を1名から2名あて、現場における判断や対応を学ぶ。
2年目以降、各部門をローテーションで担当しながら、知識、技術を身につけていく。
Ⅳ 学習評価(Ev:Evaluation)
教育担当者へのレポート提出にて理解度・認識度、実務評価を行い、毎月行われるCEカン ファレンスにて他の職員と状況を共有する。
Ⅴ 年間スケジュール
4~6月 CE業務:使用後点検、病棟ラウンド
透析業務:透析室準備、回路プライミング
7~9月 CE業務:定期点検、コール対応
透析業務:回路プライミング、抜針
10~12月 CE業務:早出業務
透析業務:抜針・シャントへの穿刺
1月以降 CE業務:早出担当開始
透析業務:シャントへの穿刺、休日透析担当開始
3月 総合評価(次の教育部門を決定)