スペシャリストの活動【認定看護師】

がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法看護認定看護師:宮本麻子

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私は2010年に日本看護協会がん化学療法看護認定看護師の資格を取得し、現在はA館6階病棟の看護師長として活動しています。A館6階病棟では呼吸器内科・外科・腫瘍内科のがん患者さんに対し、抗がん剤治療や放射線治療、緩和治療が行われています。抗がん剤治療は、心身の苦痛を伴う治療の一つです。患者さんやその家族は、がんと診断された時からさまざまな思いを抱いて治療に臨んでいます。そのような思いに共感し、安心・安全に治療を受けていただくためには、専門的知識に基づいた投与管理や症状マネジメントなどの看護が必要です。最小限の苦痛で最大限の効果を得ること、そして、その人らしく生きようとする患者さんの手助けになることが目指すべき姿だと考え、精進していきます。

がん化学療法看護認定看護師:小林恭子

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私は2014年に日本看護協会がん化学療法看護認定看護師の資格を取得し、現在A館7階病棟で勤務しています。
近年新しい薬剤の開発により抗がん剤治療を選択する機会が増えています。患者さん・ご家族が納得した治療法を選択し、安心して治療が続けられるよう治療開始前よりサポートしています。
抗がん剤治療と聞くと副作用を心配される方が多くいらっしゃると思います。少しでも不安が減りその人らしく治療を続けられるよう多職種と連携し、患者さん一人一人に寄り添った看護を実践しています。

がん化学療法看護認定看護師:鈴木陽子

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 私は2015年、日本看護協会がん化学療法看護認定看護師の資格を取得し、現在化学療法室を中心に勤務しています。
 最近のがん治療は、複数の抗がん剤を組み合わせた治療や、抗がん剤と放射線治療の併用療法などが行われ治療効果を上げています。また、従来の抗がん剤とは異なった副作用が出現する可能性がある免疫チェックポイント阻害薬も適応疾患が増え、多くの患者さんに使用されています。
 抗がん剤治療による重大な副作用をできるだけ予防するには、体調の変化を早期に発見し、対応することが重要となります。患者さんが安心して治療が継続できるように、医師や薬剤師など多職種と連携し、様々な場面を想定した対策を考え、安全な投与管理を行っています。
 抗がん剤治療には、苦痛を伴う副作用が出現する可能性が少なくありません。通院で治療を受ける患者さんは、ご自身や家族等が体調の変化に気付き対応していくことが重要です。その苦痛をできるだけ軽減し、患者さんやご家族が主体性をもって治療と向き合えるようにスタッフとともに支援しています。