基本計画など

　船橋市立医療センターは、昭和58年に開院し、地域の医療機関等と密接に連携・協力しつつ、救急医療を主体とする急性期医療及びがん診療を中心とした高度医療を提供する東葛南部保健医療圏の中核病院として重要な役割を担っています。
　しかしながら開院以降、医療需要の増加等に対応するため施設の増築を繰り返してきた結果、医療施設としての機能が分散配置され効率性が大きく低下していること、老朽化が進行していること、急性期医療の中枢機能としての「救命救急部門」「ICU部門」「手術部門」においては、人員体制は確保できているものの、施設の狭あい化等が原因で患者の受入れに限界が生じていること、また、最新の医療機器を導入するうえでの支障となっていることが課題となっています。
　このため、平成26年度に「船橋市立医療センターの建て替え検討のための基礎調査」を実施し、検討を行った結果、現病院の敷地のみで建て替えをすることは困難であると判断しました。
　これを受け、平成27年6月に有識者、医療関係者、市民等で構成される「新しい船橋市立医療センターの在り方に関する検討委員会」を設置し、今後の医療センターの在り方について検討を重ね、平成28年3月に、移転による整備の必要性や、求められる機能等を内容とする「新しい船橋市立医療センターの在り方に関する検討委員会報告書」が取りまとめられました。
　報告書を受け、平成28年度には、救急医療とがん診療を中心とした総合診療機能の充実等、新病院の将来像について市としての方針を示した「船橋市立医療センター建替基本構想」を策定しました。
　平成29年度から30年度にかけては、基本構想で示した方針をもとに、新病院の全体計画や部門計画、施設・設備及び運営計画等の検討を行い、平成31年3月に「船橋市立医療センター建替基本計画」を策定しています。

・新しい船橋市立医療センターの在り方に関する検討委員会報告書
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/jouhoukoukai/004/02/0131/p045778.html

・船橋市立医療センター建替基本構想https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/jouhoukoukai/004/02/0131/p051902.html

・船橋市立医療センター建替基本計画https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/jouhoukoukai/004/02/0131/p070568.html