厚生労働大臣の定める掲示事項
1.当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2.入院料について
A館病棟3~7階・B館病棟3~6階・E館病棟3階(急性期一般入院料1)
1日に入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置しております。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しております。
ICU(救命救急入院料2)
1日に入院患者2人に対して1人以上の看護職員を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しております。
ACU(救命救急入院料1)
1日に入院患者4人に対して1人以上の看護職員を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しております。
SCU(脳卒中ケアユニット入院医療管理料)
1日に入院患者3人に対して1人以上の看護職員を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しております。
E館病棟4階(緩和ケア病棟入院料1)
1日に入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、各病棟に詳細を掲示しております。
3.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が協同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
4.意思決定支援について
当院では、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、適切な意思決定支援に関する指針を定めております。
5.身体的拘束最小化の取り組みについて
当院では、多職種による身体的拘束最小化チームを設置し、緊急やむを得ない場合を除き、身体的拘束を行わない取り組みを行っております。
6.DPC対象病院について(令和7年6月現在)
当院は入院医療費の算定に当たり、平成23年4月より、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。
※医療機関別係数 1.5499
基礎係数:1.0718+救急補正係数:0.0241+機能評価係数Ⅰ:0.3883+機能評価係数Ⅱ:0.0657
7.明細書発行体制について
当院では、医療費の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収書の発行の際に個別の診療報酬の明細書を作成することといたしました。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査・治療の名称が記載されるものです。
なお、明細書の発行を希望されない方は会計窓口にお申し出ください。
8.当院は関東信越厚生局に以下の届出を行っております。
1)入院時食事療養(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士または栄養士によって管理された食事を適時、適温で提供しています。
朝食:8時 昼食:12時 夕食:18時10分
70歳未満 | 70歳以上 | 標準負担額(1食当たり) | |
一般(下記のいずれにも該当しない) | 510円 | ||
低所得者Ⅱ(住民税非課税) | 低所得者Ⅱ(※1) | 過去1年間の入院期間が90日以内 | 240円 |
過去1年間の入院期間が90日超 | 190円 | ||
該当なし | 低所得者Ⅰ(※2) | 110円 |
※1世帯全員が住民税非課税であって、「低所得者Ⅰ」以外
※2世帯全員が住民税非課税であって、世帯の各所得が必要経費・控除を差し引いたときに0円となる、あるいは老齢福祉年金受給権者
2)施設基準等に係る届出
施設基準
9.保険外負担に関する事項について
当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数、枚数等に応じた実費のご負担をお願いしております。
1)特別療養環境の提供
個室料金について
2)診断書・証明書及び保険外負担に係る費用
診断書・証明書及び保険外負担に係る費用
3)初診・再診にかかわる費用の徴収
紹介状を持たずに初診で受診される場合、選定療養費として7,700円(歯科は5,500円)を診療費とは別にご負担いただきます。ただし、緊急その他やむを得ない事情により来院した場合は対象になりません。
また、再診患者さんの中で病状が安定し、当院の医師が「かかりつけ医」の先生へ紹介(逆紹介)を申し出ても、引き続き当院での診察を希望される場合、選定療養費として3,300円(歯科は2,090円)を診療費とは別にご負担いただきます。この費用は、病院と診療所の外来機能の分化を推進する目的により、平成30年度の診療報酬改定において400床以上の地域医療支援病院に徴収が義務化されたものです。
(選定療養とは、患者さんご自身が希望されることで特別な費用の負担をする追加的な医療サービスのことをいいます。)
10.後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金(先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金)が発生する場合があります。
医療財政の改善に資することから後発医薬品が推奨されておりますので、ご理解ご協力をお願いします。
医薬品の自己負担の新たな仕組み
11.ハイリスク分娩管理加算に係る事項について
令和6年1月から12月の分娩件数:132件
産婦人科の常勤医数:4名
産科病棟配置の助産師数:18名
12.患者相談窓口について
患者・家族の皆様が、お困りのこと・改善が必要と思われることがありましたら、患者相談窓口でお話しをお伺いいたします。
13.栄養サポートチームによる診療について
栄養サポートチームとは医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、臨床検査技師、医事課職員で構成された多職種の医療チームです。
必要に応じて、入院患者さんの栄養的なサポート(支援)を行っております。
栄養に関するご不明、ご心配な点がございましたら、病棟スタッフまでご相談ください。
14.後発医薬品、バイオ後続品の使用促進及び薬剤の一般処方名称を記載する処方箋の交付について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)やバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
それに伴い、後発医薬品のある医薬品について、薬価基準に収載されている品名に変えて、一般的名称に剤型及び含量を付加した記載による処方箋を交付することがあります。
なお、医薬品の供給が不足した場合は治療計画等の見直しを行う等、適切に対応いたします。
また、医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更となる可能性があること及び変更する場合には十分に説明いたします。
後発医薬品、バイオ後続品及び一般名処方について、ご不明な点などがありましたら職員までご相談下さい。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
15.院内トリアージ実施料について
当院では、「トリアージ」を行っています。
「トリアージ」とは、患者さんの重症度・緊急度を判断し、より具合の悪い患者さんから優先して診察する方式です。
「トリアージ」は、医師または看護師によって行われます。
患者さんの状態や救急車の受け入れ状況によって、順番が入れ替わり待ち時間が長くなる場合があります。
お待ちになっている間も継続して観察をしていきます。
16.外来腫瘍化学療法診療料1について
当院では、外来腫瘍化学療法の実施にあたり以下の対応を行っています。
・専任の医師、看護師または薬剤師を院内に常時1人以上配置し、本診療料を算定している患者さんから電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
・急変時等の緊急時に当該患者さんが入院できる体制を確保しています。
・実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
17.連携充実加算(外来腫瘍化学療法診療料)について
当院では、他の保険医療機関及び保険薬局からのレジメンに関する照会や患者さんの状況に関する相談及び情報提供等に応じる体制を整備しています。
保険薬局の皆様へ
18.厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績について(令和6年1月~12月)
医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術として厚生労働省より掲示が求められている手術の件数
19.医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行うことについて
当院では、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
・医師等が診療を実施する診療室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しています。
・マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
20.医療情報取得加算について
当院では、オンライン資格確認について、下記の整備を行っています。
・オンライン資格確認を行う体制を有しています。
・薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得、活用して診療を行います。
【初診時】
医療情報取得加算 1点
【再診時】
医療情報取得加算 1点(3月に1回に限る)
マイナ保険証を利用して診療情報を取得した場合など、当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証のご利用にご協力をお願いいたします。
21.その他
・当院では、安全な医療を提供するために、医療安全管理者等が医療安全管理委員会と連携し、より実効性のある医療安全対策の実施や職員研修を計画的に実施しております。
・当院では、感染制御チームを設置し、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等を行い、院内感染対策を目的とした職員の研修を行っています。また、院内だけにとどまらず、地域の高齢者施設や病院の感染防止対策の知識の向上のための活動を行っております。
・当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責任と考えます。個人情報保護に関する方針を定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。
・当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院支援を実施しております。
・当院では、医療従事者の負担軽減及び処遇の改善に関する取り組みとして以下のことに取り組んでおります。
外来縮小の取り組み・医師と医療関係職種における役割分担に対する取り組み、医療関係職種と事務職員等における役割分担に対する取り組み、医師の負担軽減に対する取り組み、看護職員の負担軽減に関する取り組み等
・当院では、屋内外を問わず「病院敷地内全面禁煙」となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
・当院は厚生労働省指定の臨床研修病院です。指導医の指導・監督のもと、初期研修医が外来・病棟等で診療を行っております。また、看護師や薬剤師など様々な職種の実習生を受け入れている施設でもあります。日本の未来を担う医療職を養成するために、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。